今月のダイビングは、sato一人でIOPへ。 ってコトで、先月に引き続き現地ガイドsss-T氏にお世話になることにした。 集合時間にショップに到着すると、今日はブリマチにハナダイを見に行きましょう！とT氏のお言葉。やった〜念願のハナダイだぁ〜！ ってコトで、かなりワクワクしながら女性ゲストも加えた3人でIOPに到着。 前日の降雪の影響か他のダイバーの姿はほとんどなく、IOPを我々3人でほぼ貸切状態。 Entry口を見ると大きな波がたまに入ってくるが、それほど問題ない感じだったので、1本目は長い水面移動の後に潜降してブリマチを目指す事に。 潜降ポイントから浅めの深度でひたすら泳いで、やっとの事でブリマチに到着すると、サクラダイの群れなんかを見ながら、傾斜に沿って-65mまで深度を下げた。 すると目の前にマダラハナダイのチビが2個体！ 慣れない深度で精神的に余裕がない上に、被写体が数cmのチビ・・・ってコトで、キレイに撮影できなかったが、とにかく念願のマダラとのご対面を果たすことができた。 大量発生しているオキノスジエビなんかを見てると、お次はアサヒハナゴイをT氏が発見！！ コイツも数cmのチビでまともに撮れなかったが、もちろん見たかったハナダイだ。 長居できない深度ってコトでこの辺で深度を上げ始めたが、下にイトヒキハナダイの姿が！深度をまた下げる訳にもいかないので、泣く泣く遥か上空から撮影・・・で、ご覧のとーり証拠写真にもならないよーな残念な結果に・・・ 先月上手く撮れなかったトウカイスズメダイのチビもいたが、すぐに引っ込んじゃって撮影失敗。 ソウシカエルアンコウがペアでついてる岩で1匹ずつ撮影してから、徐々に深度を上げながら帰り道をひたすら移動してオクリダシに到着。ここで底揺れに身を任せながらムカデミノウミウシやサツマカサゴを見て、DECOクリア。 こんな感じで、念願のハナダイにたくさん会えちゃった1本目が終了。

続く2本目は、1.5番→1番のコース。 風が強くなり波が大きくなってきてたが、なんとか無事にEntry。 潜降して1番を越えてクエ穴の前から深度を下げて1.5番に到着。 -35mあたりで、トサカの生えてる小さな岩の割れ目に鮮やかなカシワハナダイ発見。かなりいいサイズに育ってて写真は撮りやすかった。 このハナダイもsatoにとっては初対面。 そこからカメ岩方面にちょっと引き返すと、岩の間に先月もいたアカシマシラヒゲエビ。 カメ岩では、先月見たケラマハナダイが水温13℃の中まだ頑張ってたが、ちゃんと寄れなかったのでまともに撮影できてない・・・ そしてクエ穴を覗くと、巨大なクエがこっちを見てたが、暗くて撮影できず・・・ 深度を上げて1番の壁を見ると、マツカサウオygを発見。ygといってもかなり大きめ。 見るからに硬そーなウロコで身を守ってるよーだけど、黄色と黒の目立つカラーリングでかえって危ないんじゃない？ 最近はこの1番付近でもサクラダイ♀が数匹群れてるのをよく見るけど、ちょっと前までは見なかったよーな気が・・・ satoが初めてサクラダイを見たのはブリマチで、その頃は1番では見たことがなかった。 最近オクリダシでも目撃例があったらしい。 ってコトはサクラダイが水深-4〜5mに！？ コイツらに一体何があったんだろか・・・ 1番を離れてから、ピンクのベニカエルアンコウを撮影。その後、馴れ馴れしい巨大なコブダイが不気味なスキッ歯をチラつかせながら周りをウロウロしてなかなか離れない。コワい・・・ オクリダシまで到着すると、底揺れに身を任せながらDECOクリア。 そして大波打ち寄せる中から無事生還して2本目終了。

今回の最大深度は、ブリマチでの64.9m。 この辺まで深度を落とせばいろんなハナダイが見られるのは今回で体感できた。あとは場数を踏んで精神的にも鍛えて、このすばらしい被写体達をキレイに撮影したいなぁ〜 キシマ、シロオビ、スジチガイ・・・ まだまだ見たことないハナダイがいっぱいだぁ〜

■　見られた生物　■
マダラハナダイyg×2、アサヒハナゴイyg、イトヒキハナダイ、カシワハナダイyg、ケラマハナダイ、サクラダイ、キンギョハナダイ、トウカイスズメダイ、ソウシカエルアンコウ♂♀、ベニカエルアンコウ、クエ、マツカサウオ、サツマカサゴ、コブダイ
オキノスジエビ×∞、アカシマシラヒゲエビ、ムカデミノウミウシ