今月はyutaを連れて、mika・satoそろってS-ズン水曜クラブに参加して1本ずつ潜る事にした。 場所は毎度のIOP。 春濁りのシーズンにもかかわらず数日前から透明度が回復してるらしく、この日も期待できそーだ。 そして現地に到着すると、IOPには珍しくほとんど波がないベタ凪状態。これで透明度がよければ言う事なしだがはたして・・・ 1本目は砂地の奥の「左の際」と呼ばれるポイント付近で、ダンゴウオを見るコース。 予定最大深度40mでちょっと深めなので、ここはsatoが潜ってmikaはyutaと陸番ってコトになった。 この日はsatoにとって、新調した外付けストロボ「D-2000」のデビュー戦でカメラとストロボの設定をいろいろ試しながら撮影しなきゃならないので、忙しいダイビングになりそーだ。 Entry→潜降すると、浮遊物は多いものの透明度は12mくらい。そしてこの時期特有の緑色の水って感じではない。よかったよかった。 砂地の漁礁を通過して、アカエイなんかを見ながら緑色のダンゴウオがいるというウワサのポイントに到着。 しかしそこにはダンゴの姿はなく、サギフエが2匹漂ってるだけ・・・ よし！コイツらを色んな設定で撮影しよう！と何枚も撮ってみたが、ほとんどが白トビ写真・・・唯一サギフエの体色が白トビせずキレイに出てたのが上の写真なんだけど、よ〜く見るとアントクメの影に入って直接ストロボ当たってないじゃん！ ってコトで、この時の設定も参考にはならず・・・ サクラダイもこのザマなので、後日ハナダイを深場に撮りに行くまでになんとかしなければ〜！ そこからは、左の際でシモダイロウミウシ（交接中？）やルリハタ、ウスアカイソギンチャクに付いてるアヤトリカクレエビなんかを見て帰りの方向へ。 途中で波に揺れるマメダワラで酔いながらも、ベニカエルアンコウを撮影してオクリダシに到着。 ここで2月に一瞬だけ見たキマダラハゼを探してみたがそう簡単には見つかるはずもなく、見つけたのはオトメウミウシとアカエラミノウミウシのみ。 オトメウミウシは「被写体を写真の中心にもってくると、それだけで写真のストーリーが終了してしまう。」という某アーティストのお言葉を参考に撮ってみたが・・・ こんな感じで、外付けストロボを使うのは難しいと痛感した1本目が終了。 浮遊物が多かったのでストロボを使ったワイドは試してみなかったが、外付けストロボデビュー戦は散々たる結果に。 あと何回潜れば使いこなせるんだろか・・・

この日の天気は晴れ！予報どおりのポカポカ陽気♪ 1本目はsatoが「深場だ深場だわーいわい」って小躍りしながら潜りに行ったので、mikaはyutaと気合いを入れてお散歩する事にした。 まずは蓮着寺の入り口辺りでまつぼっくり蹴飛ばし大会。ガンガン投げたり蹴飛ばしたり集めたり大盛り上がり。でもたま〜に海の方見て「パパ〜」ってささやく姿はかわいかった。 さて、蓮着寺の本堂まで行こうと坂道を上り始めるとyutaが急に立ち止まり「あんまん・・・ぷぅ」っていいながらオムツを押さえてる。え〜?! 説明しよう。うちのトイレにはyutaのトイレ練習用にアンパンマンスリッパがあり、yutaはトイレに行く＝アンパンマンスリッパ（yuta語ではアンマン）が履けると考えている。 つまり「トイレでう○ちしたいよ」と言っている。 でもここのトイレじゃyutaは無理。オムツにしてもらいました。ごめんよyuta、君のヤル気を潰して・・・ その後しゃぼん玉で遊んでるとしゃぼん液をぶちまけてすぐに終了。子供って恐ろしい。とおののいているとsato達が帰ってきた！ 昼食をはさんでmikaが潜る2本目は、ダンゴウオを見ながら1番の根へ。色んなウミウシがいるとのコト。 ワクワクしながら潜降すると結構うねってる。海藻を見ないようにしながら進んでいくとmariさんがベニカエルアンコウを見せてくれた。う〜ん揺れてると撮影難しい。ただでさえまともな写真撮れないのに。 その後も写真に撮れる気がしないイソコンペイトウガニやベニサンゴガニを目に焼き付けてなんとかミドリガイを撮影してると頭痛と吐き気が!!この症状は間違いなく酔ったな。酔い止め飲んで海藻見ないようにしてたのに・・・興奮して4時半に目が覚めたのがいけなかったかな？ それからは撮影をあきらめ「海はい〜な〜」ってのほほんとしてると、mariさんがダンゴウオ発見！小さい！3mmくらい？やっぱりまともには写ってなかった。あっち向いちゃってるし。

オクリダシでは体調不良でやる気のない私はあおられて浮上しそうになるし、記念撮影してるのに面白いポーズをきめる余裕もない。まったくのダメダメダイバー。こんな私の誕生日を祝ってくださって、しかもプレゼントまで頂いて本当にありがとうございました。
うう・・・頭痛い。




■　見られた生物　■
ダンゴウオyg、サギフエ×2、ベニカエルアンコウ×3、ルリハタ、アカハタ、サクラダイ、キンギョハナダイ×∞、ネンブツダイ×∞、コガネキュウセンyg、アカエイ、ヒメギンポ
アヤトリカクレエビ、イソコンペイトウガニ、ベニサンゴガニ、シモダイロウミウシ、アカエラミノウミウシ、シロウミウシ、オトメウミウシ、イガグリウミウシ、アオボシミドリガイ