今年の潜り納めになるこの日は、先月に引き続き東伊豆IOPへ。 4番の-47mにマダラハナダイがいる！と先月から耳にしていたので、まだいる事を期待してmariさんにマダラをリクエスト。 ってことで、1本目は14Lで4番の根へ。 潜降して1番⇒1.5番⇒2番と浅めの深度で移動して、2番の尾根から4番に向けて急降下。 深場への急降下は未知の世界に足を踏み入れるよーで、いつ体験してもテンションが上がる。 ジャスト-47mでmariさんが念願のマダラハナダイを発見。サイズはまだ子供のよーだが、3月にブリマチで見た個体よりはるかに大きい。そして何より寄らせてくれるので撮影しやすい。 ってことで10数枚撮影したが、一番の出来だったのが上の写真。これで尾ビレがまっすぐ伸びていればなーと課題も残したが、コンデジでここまで撮れればまぁいいんじゃないかと今回は満足したsatoであった。 ついでに、同じ-47mでサラサウミウシを撮影してから、サクラダイやネンブツダイの大群を眺めながら2番まで上昇。

到着した2番の根では、キンギョハナダイの大群の中に、数匹のアオブダイが悠然と泳いでるのが目に付いた。 その2番と1.5番を後にして、1番の手前で数匹のキンギョハナダイの中に黄色い個体を発見。 そして1番でベニカエルアンコウやコブダイを撮影して安全停止のためオクリダシへ。 ここでヒラヒラ泳ぐ謎の白いサカナを発見したが、横揺れでマトモに撮影できず・・・ コイツはいったい何者？ ブチススキベラでいいのかな〜？ こんな感じで、狙いどーりにマダラハナダイが見られた1本目が終了。

Exitして正面のタンク置場。 そこには我が子yutaが待ち構えていて、父親の姿を確認すると、「イェイェイェ〜イ　イェイェイェ〜イ　コキン（←意味不明）」と歌いながら踊り始める。 なんだかすげーハイテンション・・・ は、恥ずかしい・・・ この日はmika＆yutaが付き添いで来ていたが、yutaは朝から「こんちは！こんちは！」といろんな人に挨拶しまくりで、知らない人に付いていきまくり。 人懐っこいのはいい事だが、知らない人に付いていく危険性をそろそろ教えなければ・・・

2本目は10Lで砂地のクリスマスツリーを見てからカメ岩⇒クエ穴⇒クマノミ城⇒1番のコース。 潜降してそのまままっすぐ砂地へ進んで、今年はデカいハートのオブジェが付いてるツリーを見てからカメ岩へ。ここではコガネミノウミウシ、イガグリウミウシ、コイボウミウシなどのウミウシや、カイメンに隠れてるエビ（クシノハカクレエビ？）やクリアクリーナーシュリンプといった甲殻類を観察。 そして、先月カイメンに隠れて上手く撮れなかったオオモンカエルアンコウyg。今回は全身出てたけど背後からのアングルでしか撮れず・・・ 珍しくもないはずなのに伊豆では初めて見たミナミゴンベを撮影して、クマノミ城ではイソギンチャクエビやミツボシクロスズメダイを観察。 その後1番の尾根でベニカエルアンコウやイソコンペイトウガニを見て、さあ帰るか〜と思ってると5mくらい下からmariさんが呼んでる・・・ この時点でDECO10分なのであまり深度を下げたくないが、気になるので行ってみると皮弁のキレイなハナタツだった。 そしてオクリダシで窒素抜き。 残圧20BarでDECO7分・・・ってことであまり動きまわらずに、ヨコシマエビを岩の割れ目から見たりスベスベマンジュウガニを撫でてみたりセダカスズメダイygをボーっと眺めたりオヤビッチャygを捕まえよーとしながらDECOクリアして、残圧5BarでExit。 こんな感じでいろんな甲殻類を見た2本目終了。 今年最後のダイビング。 透明度のいいIOPで、マダラハナダイも見れたってコトで、なかなかいい潜り納めになったな〜

■　見られた生物　■
マダラハナダイyg、サクラダイ×∞、キンギョハナダイ×∞、ブリ、タカベ×∞、マアジ×∞、ネンブツダイ×∞、オオモンカエルアンコウyg、ベニカエルアンコウ×2、ルリハタ、ハナタツ、クマノミ、ミツボシクロスズメダイyg、オヤビッチャyg、セダカスズメダイyg、マツカサウオ、トゴットメバル、アオブダイ、コブダイ、オトヒメベラ、ブチススキベラ
コガネミノウミウシ、サキシマミノウミウシ、イガグリウミウシ、サラサウミウシ、コイボウミウシ、クリアクリーナーシュリンプ、イソギンチャクエビ、ヨコシマエビ、イソコンペイトウガニ、スベスベマンジュウガニ